- 【6歳の孫とふたりでケアンズへ】娘のいるオーストラリア:ケアンズで迎えた年末年始9日間〜2023年12月31日ー2024年1月8日〜
- 【到着後すぐの観光】空港お迎えツアー(スマイルケアンズ観光)
- 【ホテルと、最高のカウントダウン】
- 【元旦!翌朝はフィッツロイ島へ!】
- 【ホテルの部屋はまるで家みたいに快適】
- 【早朝4時、気球ツアーのはじまり】
- 【1月3日|大自然と動物のふれあいツアー】
- 【夜は星空フォトツアーへ。】
- 【1月4日|川遊びとパロネラパーク】
- 【6日目|フレッシュジュース朝ごはんとマックとプール三昧】
- 【7日目|急遽もう1日!追加ツアー】
- 【いよいよ最終日。ゆるやかな締めくくり】
- 【ホテル選び、大正解でした】
- 【いよいよ帰国。、】
【6歳の孫とふたりでケアンズへ】娘のいるオーストラリア:ケアンズで迎えた年末年始9日間〜2023年12月31日ー2024年1月8日〜
長女が住んでいるケアンズに、孫とふたりで行くことに!
……と書くとすんなり決まったように見えるけれど、実は決断するまでにけっこう悩みました。
国内では何度か孫とふたり旅をしてきましたが、海外となると話は別。
しかも2人だけで行くとなると、やっぱり不安が大きく。
私は英語があまり話せません。というか、正直「ほぼ喋れない」レベル。
でも昨年、同じケアンズにひとりで娘を訪ねた経験があったので、街の雰囲気はある程度わかっていました。
そして、何より「ケアンズならなんとかなる」という小さな安心がありました。
ケアンズは日本人観光客も多く、レストランやショップでは日本語が通じる場所もちらほら。
観光エリアでは日本人の店員さんに会えることも少なくなくて、身振り手振りと簡単な英語で、どうにかなることは“昨年実証済み”。
それでもやっぱり不安はあって、最初は自分ひとり分の航空券だけ予約しました。
けれど、
「孫が小学生になると、長期の旅行はもっと難しくなるかもしれない」
「いま行けるタイミングを逃したら、次はいつになるかわからない」
(このとき孫は翌年度から小学生)
そんな想いがふくらんで、次女夫婦とも何度も話し合って──
思い切って、2人でケアンズへ行くことを決意しました!
【出発の準備とフライトのこと】
まず最初にやったのは、航空券の取り直し。
LCCのジェットスターを利用。
もともと予約変更が可能なチケットを取っていたけれど、今回は孫とのふたり旅。
隣同士の席は必須なので、ネットではなく電話での変更に。追加で購入手続きをしました。
出発は夜20時、日本とケアンズの時差は+1時間。
到着は翌朝4時予定という、なかなかハードなフライト。
「孫が眠れなかったらどうしよう…」と心配で、ビジネスクラスを取りたかったけれど、行きはすでに満席。
仕方なく、行きはエコノミー、帰りはビジネスを予約することにしました。
実際の機内では、やはり孫はなかなか寝つけず。
深夜0時過ぎからようやく私の膝に頭をのせて、うとうとし始めました。
座席は3列シートのうちの2席。私は通路側、孫は真ん中。
お隣の方に孫の足が当たらないかヒヤヒヤしながら、私は一睡もできず…。
今思えば、孫を通路側にすればよかったなあ…と、ちょっと反省。
でも、孫は到着ギリギリまでぐっすり眠ってくれて、それだけでも救いでした。

【到着直後、バタバタの朝】
ついにオーストラリア・ケアンズに到着!
荷物はすべて手荷物で。
理由はシンプル。「孫連れで荷物を待つのは大変だし、ロストバゲージが怖いから。」
飛行機を降りてすぐ、入国審査へ向かおうと思ったその時——
孫が「お腹痛い…」と青い顔に!
慌ててトイレを探して駆け込み、ホッとひと安心。
そのあとの出国手続きは、拍子抜けするほどスムーズでした。
実は今回、私と孫は苗字が違うため「親子じゃない2人での海外旅行」について、いろいろ聞かれるかもしれないと思い、かなり慎重に準備していました。
- 戸籍証明書
- 次女夫婦(両親)の承諾書
- 住民票(英訳付き)
- 英文での親子関係の説明文
…すべて持参していましたが、なんと、まったく求められず。
「えっ、もう終わり?」というくらい、すんなり入国完了でした。
【到着後すぐの観光】空港お迎えツアー(スマイルケアンズ観光)
ケアンズに到着したのは、大晦日の早朝。
ホテルのチェックインは14時からだったので、それまでどう過ごそうか悩みました。
ひとり旅だったら、カフェに入ってのんびりしたり、娘のバイト先にふらりと顔を出したり…と気軽に動けるのですが、今回は孫と一緒。
まだ早朝で、空港からどう移動するか、時間をどう潰すか、悩みに悩んだ末に、現地の観光サービス「スマイルケアンズ」さんにツアーをお願いすることにしました。
スマイルケアンズさんは、日本人の方が運営している会社で、空港でのピックアップから数時間の観光まで対応してくださるプランがあるのです。
スマイルケアンズ様とは日本にいる時からLINEでやり取りをさせていただきました。お返事もスムーズで(日本語)安心して申し込みができました。
空港お迎えツアー
朝5時、ケアンズ空港にお迎えに来てくれたガイドの方はとても気さくな方で、初対面なのに孫と意気投合。
移動中の車内では、ずっと笑い声が響いていました。
もともとの予定では、近くのビーチで朝食を食べて、少し動物に触れ合って…というシンプルなツアーだったのですが、
なんと「カスタマイズしましょうか?」と提案してくださり、思いがけず盛りだくさんの内容に!
まずは朝のビーチで軽く遊び、そこから桟橋やワラビー探し!
かわいいワラビーに会うことができました。



さらに、「時間に余裕があれば、公園で遊びませんか?」と提案いただき、
なんとガイドさんの息子さん(孫と同い年くらい)と一緒にケアンズの大きな公園(マディーズ・プレイグラウンド)で水遊びとジャングルジム!
1時間半以上、全力で遊んで子どもたちはまだまだ元気。
でも、私の体力が限界でした(笑)。
13時過ぎに切り上げて、ホテルへ。
ロビーに着いたものの、やはりアーリーチェックインはできず…。
ソファでしばらく過ごし、14時になってようやくチェックイン。
でも、この時点でもう「最高の1日だったね」と言えるくらい、旅の出だしとしては100点満点の一日でした。
【ホテルと、最高のカウントダウン】
今回のホテルは、ケアンズ中心部のラグーンプール前にあるホテル。
娘も一緒に泊まる予定だったので、2部屋続きのコネクティングルームを予約していました。
しかも、チェックイン時にアップグレードされていて、なんと5階の海に面した部屋に!
お部屋からはラグーンと海、そして大晦日のカウントダウン花火がまっすぐに見える最高のロケーション!
「うそみたい…!」と孫と2人、大興奮でした。
少しお部屋で休んだ後は、娘のバイト先に顔を出し、ナイトマーケットで夕食を調達。
夜のごはんを食べながら、ゆっくりとカウントダウンの時間を待ちました。
【無理せず過ごす9日間のケアンズ】
今回の旅は9日間。
最も大切にしていたのは、「孫が体調を崩さないこと」と「詰めすぎない旅にすること」。
だから、毎日のスケジュールには必ず「のんびりタイム」を入れていました。
初日にお願いしたスマイルケアンズさんのツアーも、実はこのあと2日間、追加でお願いしていました。
どちらも半日〜5時間ほどのプランで、内容もカスタマイズ対応。
「やりすぎない」「疲れさせない」「でも、しっかり楽しむ」
そんなバランスをとても大切にしていました。
【元旦!翌朝はフィッツロイ島へ!】
カウントダウンの夜を過ごした翌朝。
早起きをして、船でフィッツロイ島に向かいました。
ケアンズの港のチケットカウンターには、
昨夜のカウントダウンイベントの流れで観光客がいっぱい。
でもスムーズにチケットを受け取り、乗船。
今回のフィッツロイ島行きは、娘が事前にスマイルケアンズさんを通して予約してくれていたもので、
スノーケリング機材もセットになったパッケージプランでした。
船の中でウェットスーツやゴーグルのサイズ合わせをして、
配布された機材を手に、いざ出発!
初めてのフィッツロイ島。
島に近づくにつれて、海の色がだんだん透き通ってきて、
エメラルドグリーンの海と白い砂浜が目の前に広がってくるその景色に、
孫も私も「わあ…」と息を呑むほど。
船着場からビーチまでは走っていました!

【元旦のフィッツロイ島、最高!!】
しかも、今日は1月1日。
ここケアンズは真夏。
太陽が照りつける南国の空気の中で、
「元旦がこんなにあったかいって不思議…」に感じます。
1月1日から島に渡って、海で遊ぶ。
そんな新年の始まりなんて、まるで夢のよう。
フィッツロイ島に到着して、早速シュノーケリングの準備。
事前に借りていたウェットスーツとゴーグルを装着し、
娘、孫、私の3人で浅瀬に向かいました。
足がつくほどの浅瀬にも、カラフルな魚たちがたくさん。
シュノーケル越しに見える水中の世界は、想像以上に美しくて、
孫も「見て!あそこに青いの!黄色もいる!」と大興奮。
その後は、予約していた「グラスボトムボート(底が透明な観光船)」へ。
英語のガイドさんの説明を聞きながら、
海底に広がる珊瑚の様子や、魚たちの生活を間近に観察しました。
説明によると(あとで娘に内容を聞いたところ)、
前の年の年末にはケアンズの近海にサイクロンが通過した影響で、
海底の一部が少し荒らされてしまったそう。
グラスボトムボートのツアーは1時間ほど。
その後はまた浜辺に戻って、ビーチでのんびり。
水着のまま、波打ち際で足をつけながら砂遊びをしたり、
木陰でジュースを飲んでおしゃべりしたり。
孫とは何度も何度も浅瀬を行ったり来たりしました!
喧騒とは無縁の、穏やかな南国の元日でした。

今回のフィッツロイ島フェリー&シュノーケルの予約は、スマイルケアンズさんのフィッツロイ島フェリーツアーを利用しました。
【フィッツロイ島の後は、ホテルでひと休み】
フィッツロイ島から戻ったあとは、いったんホテルに戻ってゆっくりタイム。
濡れた水着や服を洗濯機に入れてスイッチオン。
部屋には大きな洗濯機と強力な乾燥機が揃っていて、これが本当に便利!
洗濯の合間に、ホテルのすぐ裏、通りを挟んだ向かい側にあるゲームセンターへ行ってみました。
クレーンゲームや各種ゲーム機が並んでいて、日本のゲームセンターに近い雰囲気。
…だけど、やっぱりクレーンゲームの精度は日本の方が格段に上ですね(笑)。
でも、その代わりに体験できたのが「ARヘッドセットを装着して楽しむゲーム」。
日本ではまだあまり見かけないもので、孫は目をキラキラさせながら大興奮。
繰り返しプレイして、飽きる様子もなし!
遊び疲れたあとは、またナイトマーケットへ。
お土産を探したり、屋台っぽいフードを買ったりして、ホテルの部屋で夕食にしました。

【ホテルの部屋はまるで家みたいに快適】
今回のホテルはとても快適で、キッチンも広く、冷蔵庫も大型。
娘の希望もあって「バスタブがあるお部屋」をチョイスしていました。
オーストラリアでは、バスタブのある部屋自体が少ないようで、
娘のシェアハウスにもバスタブがないとのこと。
「久しぶりにお湯にゆっくり浸かりたい」というリクエストで、このホテルに決めたのでした。
……が、実はひとつ小さなトラブルがありました。
お風呂にはバスタブがあるのに、どこを探しても「栓」が見つからない!
「やっぱりお湯に浸かる文化がないから、栓がないの?」と思うほど、全く見当たらず。
フロントに「バスタブの栓がない」と伝えようとしたのですが、
私の英語力ではどうしても伝わらず、結局、娘に通訳してもらうことに。
事情を説明すると、「明日の清掃時にお部屋にお届けしますね」とのことでした。
というわけで、到着初日はシャワーだけで我慢。
まあ、旅にはちょっとしたトラブルも付きものです。
【荷物は最小限、洗濯でカバー】
ホテルに洗濯機&乾燥機があるのは事前に調べていたので、着替えは少なめに持ってきました。
旅の間、毎晩のように洗濯→乾燥をしていたおかげで、洋服は最小限。
なにより今回は真夏のオーストラリア。服もかさばらず、助かりました。
ただ、出発時と帰国時は日本は真冬。
服装選びにはちょっと悩みました。
コートのようなかさばる上着は避けて、
重ね着(レイヤースタイル)で寒さに対応。
防寒と荷物の軽量化のバランスを取るのに、少し工夫が必要でした。
【翌日は、気球ツアー!】
翌日は、なんと早朝4時出発の気球ツアーに参加予定。
南国で迎える朝日を空から眺める、特別な体験に備えて、
この日は早めに就寝しました。
【早朝4時、気球ツアーのはじまり】
まだ真っ暗な早朝4時前、ホテルのロビーでピックアップを待ちます。
この日は「サンライズ熱気球ツアー」に参加予定。
前日のうちに、孫には翌日の服を着せたまま就寝。
予想通りぐっすり眠ったままなので、起こさずに抱っこして、娘と3人で出発しました。
ロビーには、同じツアーに申し込んだらしい日本人の親子の姿も。
定刻通りにバスが到着し、1時間ほどかけて郊外へ向かいます。
運転手さんは日本語も上手で、安心感がありました。
途中1回のトイレ休憩を挟み、気球の発着エリアに到着。
すでに何台ものバスが集まっていて、いくつもの気球が膨らみ始めていました。
空はうっすらと明るくなり始め、いよいよ空の旅の気配に孫も興奮気味。
最初は「こわい…」とつぶやいていた孫ですが、
前のグループが乗っていくのを見て、「乗りたい!」と気持ちが一気にワクワクへ。
【空から見る日の出】
いざ搭乗。私たちのグループは15人ほどで、広々としたバスケットに乗り込みました。
気球は、想像よりも高くまで上昇。
地上から見るのとはまったく違う視点で、朝日に染まるケアンズの風景を一望。
街並み、畑、遠くの山々までがやわらかな光に包まれていて、
言葉を失うほど美しかったです。
気球の着陸は風任せ。
「どこに着地するかは、実際に降りるまで分かりません」と言われていたのですが、
なんと、ちゃんと空き地にすっと着地。
まるで映画のような滑らかさで、プロの技に感動しました。

【気球をたたむ体験も!楽しい余韻】
降りて終わり…ではなく、ここからも楽しい体験が続きます。
みんなで気球を畳む「体験イベント」があり、
ガイドの指示に従いながら、大きな布を少しずつ折りたたんでいきます。
途中、気球の袋に空気が残った状態で中をくぐったり、
記念撮影をしてもらったりと、ワクワクの連続。
その後は、ツアートラックの前で、
スパークリングワインやジュース、ちょっとした軽食でプチ打ち上げ。
旅の参加者と「よかったね〜」と話しながら、ゆったりしたひとときでした。


気球ツアーの予約も、スマイルケアンズさんを通じて予約しました。
【帰宅後はホテルでゆったり】
ツアーバスでホテルに戻ったのは、まだお昼前。
娘はそのまま年末年始の観光客対応でバイトへ。
私と孫はホテルでゆっくりお昼寝をして、
午後はホテルのプールで水遊び。
アクティブに過ごした午前中の反動か、
ふたりとも午後はのんびりモードで、ゆるやかな時間が流れました。
【1月3日|大自然と動物のふれあいツアー】
この日は、事前に日本からLINEで希望を伝えておいた
スマイルケアンズさんの「孫中心カスタマイズツアー」の1日目。
自然・動物・川遊びなど、アクティブな内容で組んでいただきました。
朝7:30にホテルにお迎えに来ていただき、出発!
まず向かったのはマリーバのおしゃれなカフェ『コーヒーワークス』。
おすすめのクロワッサンとコーヒー。開放感たっぷりのテラスで朝ごはん。最高に美味しかった。お土産用にコーヒ豆も購入しました。
「マリーバのコーヒーワークス(Googleマップ)」
次に向かったのは「グラナイト渓谷」。
野生のロックワラビーに餌付けをしたり、
へびの首かけ!
ワラビーは間近で見ることができました。かわいいワラビーに孫も大喜び。大自然の岩場で私も空気を吸っているだけで癒されていました。。
グラナイト渓谷(Googleマップ)


そのあとは「大型カンガルー探しカート体験」。
ゴルフ場の広大な敷地を専用カートで走りながら、野生のカンガルーを探します。
孫はカンガルーを見つけるたびに大はしゃぎ!
敷地内では実際にゴルフをしている方もいたので、ボールの飛んでくる方向には行かないように注意しながら進みました。
カートに乗ること自体も孫にとっては楽しい体験だったようで、風を切って走るだけでも大喜び。
そして、大人のカンガルーは間近で見るととても大きくて迫力満点。
あまり近づきすぎると逃げてしまうので、距離を取りながらそっと観察しました。
この日は暑かったこともあり、カンガルーたちは木陰に集団で休んでいる様子が見られました。
運よく、お腹の袋に赤ちゃんが入っているカンガルーにも出会えて、孫はさらに大興奮。
「まだ帰りたくない!」というほど思い切り楽しんで、まさにプライベートツアーの醍醐味を感じました。
途中で大きな蟻塚も見られて、これも印象に残るひとつの風景でした。
今回カンガルー探しを体験したのは、マリーバゴルフパーク(Googleマップ)。


次は「デイビスクリーク」へ。
そこは、まさに秘境。人が少なく(いなく)、滝と渓流、鳥の声と木の葉が揺れる音しか聞こえない静かな時間が流れます。
目的地へ向かう途中、車は片側が崖っぷちのような細い道を進みます。
あまりのスリルに、私は外の景色をまともに見られないほど。
そんな中、孫はというと…前のスポットで思いきり遊びきった疲れから、
ぐっすり車の中でお昼寝中。この恐怖を味わっていない(笑)
それでも運転してくれたガイドさんは、
「この道は何度も来ていて慣れているので、大丈夫ですよ」と声をかけてくれて、無理をせず慎重に進んでくれたことで、安心して身を任せられました。
そして、たどり着いた絶景ポイント。少し歩いて展望スペースへ。
…でも、高すぎて私は立っているのがやっと。
思わず、孫の手をぎゅっと握ってしまいました。
それでも、目の前に広がるその景色は圧巻で、息を呑むほどの美しさでした。
夕方15:30頃にホテルまで送っていただきで解散。
内容盛りだくさんでしたが、移動もゆったりで、
一つ一つの場所を丁寧に楽しめた、大満足の一日でした。
【夜は星空フォトツアーへ。】
昼間の自然ツアーが終わって、いったんホテルで休憩。
でもこの日の予定はまだ終わりません。
夜は、スマイルケアンズさんが企画している「星空フォトツアー」に参加しました。
このツアーは、撮影地が“シークレット”という特別感のある内容で、
日本人の方が案内してくれる安心のプランです。参加者は約15名。
19時ごろにホテルにお迎えに来ていただき、車で1時間ほど郊外へ。
現地に着くと、すでに真っ暗な空の下で——本当に真っ暗。
ほんとの暗闇で少し先も見えないくらい。
孫が離れたら心配で、ずっと手を繋いでいました。
その分、素晴らしい星空。まさに降ってくるような星空でした。
孫も娘も、急遽同行した娘の彼氏も、もちろん私も大感動。
「星ってこんなにあったんだね…」と、しばらく無言で見上げていました。
その後は、星空フォトの撮影。
自分たちがシルエットになって星空の前に立ち、
ホストさんが撮ってくれた写真は、まるで映画のワンシーンのよう。
さらに、撮影の仕方をレクチャーしてくれる時間もあって、
スマホでも星空を撮るコツを教えてくれました。
星座の説明や、ケアンズの夜景を少しドライブしながらの寄り道など、
盛りだくさんの内容で、22時ごろにホテルに帰着。

今回体験したスマイルケアンズの星空フォトツアーは、ケアンズに行くなら絶対おすすめです。
まるで降ってくるような星空を、ガイドさんの撮影で一生の思い出に残せました。
【1月4日|川遊びとパロネラパーク】
この日はさらにアクティブに!
朝8:00にホテルを出発し、
まずは「ジョゼフィーン・フォールズ」へ。
現地の人にも人気の川遊びスポットとのこと。
澄んだ水と天然の岩滑り台を滑ってたり、泳いだり。
水の冷たさに最初は怖がっていた孫もだんだんと慣れていくうちに
「最高〜!」と天然フォータースライダーを楽しんでいました。



次はは「パロネラパーク」へ。
日本人にも人気のある、ちょっと不思議で幻想的な空間。
石造りの塔や噴水、ツタの絡まる建物を散策しながら日本語でガイドしてくれるサービスもありました。幻想的な場所でした。


最後はは「バビンダボールダーズ」へ。
こちらでは水辺で遊んだり、写真を撮ったりして過ごしました。
16時ごろにホテル解散。
丸1日たっぷり動いて、心も体も大満足。
【5日目までで盛りだくさん。後半はゆったりと過ごす日々】
ケアンズに着いてから、あっという間に5日が経ちました。
毎日たっぷり遊び、たっぷり移動し、たっぷり笑って…。
旅の前半は、まさに「詰め込んだ充実感」いっぱいの毎日。
でも、旅の後半は、孫の体調を一番に考えてあえて予定を入れず、
気の向くままに過ごすことに決めていました。
【6日目|フレッシュジュース朝ごはんとマックとプール三昧】
この日は、朝からのんびりモード。
遅めの朝食に、
フレッシュジュースが楽しめる人気のローカルスポット、ラスティーズマーケット(Rusty’s Markets)に行きました。
ホテルからは孫と一緒にのんびりぶらぶら歩いて10分くらい。
美味しいと聞いていたドライマンゴーもゲット。なかなか入荷しないとのことでラッキーでした。
フレッシュなジュースを堪能して、ホテルに帰る途中にある、おにぎり屋さんにも立ち寄ってみる。
出来立てのおにぎりが食べられるOMU
孫はたこ焼きが気に入っていました。
場所はこちらの2階Googleマップリンク



しばらくホテルの部屋でゆっくり過ごした後は、
遅めのランチに孫は「マックに行きたい!」とリクエスト。
ホテルから歩いてすぐのマクドナルドへ。
ポテトとナゲット、そしてリンゴジュースを購入。
リンゴジュースのパッケージが日本とは少し違っていて、
開けるのにちょっと戸惑う…そんな“世界のマックあるある”体験も、また楽しい思い出。
注文は店内の大きなタッチパネルで。
今では日本でも見かける方式だけれど、初めての土地での注文はちょっとドキドキ。
でも何とか無事に購入完了!
マックを食べ終えたあとはホテルに戻り、
そのまま水着に着替えて、目の前のエスプラナード・ラグーンへ。
シートだけ持って、サンダルでぷらっとプールへ行けるこの気軽さ。
これこそ南国ホテルステイの醍醐味!
まるで海に続いているかのようなプールで、
青空と風を感じながら、たっぷり2時間ほど遊びました。


水着のまま少しだけ外を散歩してから、ホテルの部屋へ直行。
その後は、ホテル内のプールでまたのんびり。
プール三昧の1日は、気負いなく、それでもしっかり楽しめる。
子どもにとっても、大人にとっても、最高の“ゆる旅”の時間でした。
夜は、娘と娘の彼氏と合流して夕食&ゲームセンターへ。
孫は疲れ知らずで、走って笑って、目がキラキラ。
帰り道に立ち寄ったアイスクリームショップでは、
トッピングを自分で選べるシステムにまたまたテンションUP!
4人で夜のケアンズでアイスを食べながら、
ほっとするような時間を過ごしました。
【7日目|急遽もう1日!追加ツアー】
翌日も孫はとても元気で、「どこか行こうか!」ということで、
スマイルケアンズさんに急遽もう1日観光ツアーをお願いすることに。
申し込みもスムーズに対応してくださり、本当にありがたかったです。
この日は、ガイドさん+その息子さんと再び合流。
孫もすっかり懐いていて、再会をとても喜んでいました。
午前中はエリマキトカゲ探しや、野生のカルガモ探しの自然散策。
残念ながら見ることはできなかったけれど自然を満喫しました。
チーズとチョコレート工場「Gallo Dairyland」へ立ち寄って、チョコとジェラートを楽しみました。
ショーケースにはたくさんのチョコが並んでいて娘にもお土産を買いました。
テンフィグツリーという巨大な熱帯樹へ。
巨大なイチジクの大木だそうです。
子供たち二人は大木の周りをぐるぐるぐるぐると!笑

レイクバリーン沿いのカフェでランチ
https://maps.app.goo.gl/Ri7gcPZBnwzpYQMC9?g_st=ic
Shaylee Strawberries」は、いちご農園で、
手作りのいちごアイスをいただきました。

湖の辺りでシートを引いてのんびりと過ごし地元の小さな公園で遊んで帰宅。

孫はガイドさん親子とすっかり意気投合し、
帰り際には「うちに来てよ!」などと話していました。
本当に楽しい時間をありがとうございました。感謝しかないです。
それにスマイルケアンズさんはツアー中に撮影してくださった写真を後ほど送ってくださって、
綺麗な写真で素敵な思い出になりました。
子どもたちに大人気の水遊びスポットMuddy’s Playground(Googleマップ)にも立ち寄りました。たくさんの親子が遊んでいました。
【いよいよ最終日。ゆるやかな締めくくり】
9日間の旅も、ついに最終日。
この日は予定を入れず、のんびりと過ごすことにしました。
朝はホテル目の前のラグーンプールへ。
これまで何度も遊んだ場所だけれど、最終日というだけで、
どこか少し名残惜しく感じます。
そのあと娘のバイト先に顔を出して挨拶し、市内をぶらぶらお散歩。
途中で立ち寄った果物屋さんで、搾りたての生ジュースを飲んでひと休み。
ケアンズの果物は本当に甘くて、元気をもらえる味でした。
ホテルの裏にはスーパーマーケット(Woolworths)があり、
滞在中はちょくちょく立ち寄って、朝食用や果物、飲み物、お菓子、日用品などを購入。
観光だけでなく「暮らすように旅する」楽しさを味わえる、大切な拠点になっていました。
ナイトマーケットへも徒歩2〜3分。
タイ料理の屋台があって、そこで見つけた卵料理(タイ風オムレツ?)がすっかりお気に入りに。
なんと、滞在中3回もリピートしてしまいました。
お土産やローカルフードが集まる人気スポット、ケアンズ・ナイトマーケット(Googleマップ)。
【ホテル選び、大正解でした】
今回のホテル「マントラエスプラネード」は、娘と相談しながら決めたホテル。
「小さい子供が一緒だから、移動のしやすさが大事だよ」と言ってくれて、
市街地ど真ん中・プール目の前の立地に決定。
結果的に、大正解。どこに行くにも便利で、
毎日が自然にアクティブで、無理のない流れになりました。
土地勘のある娘のアドバイスには、ほんとうに感謝です。
今回宿泊したのは、マントラエスプラネード。
9日間。孫との海外ふたり旅。
ケアンズの自然と街の空気に包まれながら、
家族のつながりと、自分の挑戦をじんわり味わえた旅になりました。
【いよいよ帰国。、】
ケアンズでの10日間の旅も、ついに最終日を迎えました。
帰りのフライトは11時半だったので、朝8時にホテルをチェックアウト。
娘と、その彼氏が空港まで見送りに来てくれました。
空港での別れ際、孫は名残惜しそうに、何度も振り返っていました。
娘にも、彼氏にもすっかり懐いていたからこそ、別れが寂しかったのでしょう。
でも、その姿を見て「本当に来てよかった」と、あらためて思いました。
【空から見るケアンズ。】
帰りのフライトは昼便。
行きは夜の便で景色は見られませんでしたが、
帰りはケアンズの街と海を空から見下ろすことができました。
晴天のなか、広がる真っ青な海。
あの9日間を締めくくるような、美しい眺めでした。
帰りはビジネスクラスのシートを予約しました。LCCのビジネス座席ですが、前後はゆったりリクライニングできますし2列なのでとなりの方に気を使うこともなく、ゆったりと過ごすことができました。孫はダウンロードしておいた映画や動画をiPadで楽しんでいました。
機内食は、残念ながら孫の好みには合わなかったようで、あまり食べられず…。
でもそれもまた、旅の思い出です。
【旅の途中での「家族への想い」】
実は帰国前の数日間、孫が「パパとママに電話したい」と言い出しました。
あれだけ毎日楽しそうだったけれど、
やっぱりどこかで、家族に会いたくなる気持ちがあったのでしょう。
電話をかけて、パパとママと妹と声を交わしたあと、
孫は安心したようでした。
【かけがえのない記憶に】
6歳の孫とふたり、海外で9日間。
それは決して簡単な旅ではありませんでした。
体調や時差、言葉の不安、移動、食事…。
それでも、そのすべてを越えて、
「来てよかった」「行ってよかった」と思える旅になりました。
楽しかっただけではなく、
“家族のことを考える時間”でもあったと思います。
そして何より、私にとっても、
「50代で、またひとつできることが増えた」
そんな自信をくれた旅でした。
【娘のチャレンジがあったから、、】
この旅が実現したのは、娘がケアンズにいてくれたからこそ。
彼女がチャレンジして、遠く離れたこの地で暮らしていたからこそ、
私も思い切ってこの旅に踏み出すことができました。
孫とのふたり旅は、私にとってもひとつのチャレンジ。
だけど、娘が先に一歩を踏み出してくれていたから、
私も「やってみよう」と思えたんだと思います。
娘のチャレンジが、私の背中を押してくれた。
心から、感謝しています。